しろくまが好き。

備忘録。自分のために書く。

精神が空中分離した

どうせ祈るならはやく祈ってくれ。以外の感情を失う4月3日午前2時。 

字数だけ稼いだ紙ゴミを無事に郵便窓口に提出。消印はきっと間に合った。

おんなじ会社にES出した可愛いワンピ着た女の子と彼。

こっちをジロジロ見ていたけれど、なんだったんだ。

ほぼすっぴんボサボサ髪に眼鏡。女子力置いてきて悪かったな。

 

郵便窓口の前で必死に書き写すリクスーの女の子。

たぶん間に合わない。

必死だけど、必死なだけじゃどうにもならない。世界。

 

24時前になって列をなす郵便局。

一体どうして人間はギリギリ行動をしてしまうんだろう。

それとも締め切りの方が迫ってきたのか。

 

間に合うか間に合わないかの瀬戸際を縫って帰る。

足が震えて、手も震えて、どうしようもなかった。

残り5分、4分、3分、2分。

カウントダウンは進む。

「今日の消印つきますか?」

「ギリギリね」

安堵する。

おつりをもらって、「ありがとうございました」と言う頃には涙が出かかった。

 

帰ろうと歩き出したら震えていた膝の裏が痛かった。

でも痛みなんてどうでもよかった。

 

悔しくて悔しくて仕方なかった。

 

出したけど、通るはずのないゴミをまた送りつけて。

どうせ画一的なお祈りメールが届くだけ。

 

今この瞬間に出さなきゃいけない力を出せなかった私の負け。敗北。ジ・エンド。

 

泣いちゃいけないと涙をこらえながら、帰り道になって、自分の状況を冷静にみる。

 

ボサボサの髪、脂汗にじむ額、メガネ、ほぼすっぴんの顔。

もう自己肯定できる要素も1つもなかった。

 

最低の生活習慣に締め切り間近のESと息抜きと称して娯楽を与えるあいふぉん。

 

考えても考えても出てこないのに考えないとなにも出てこない。

 

もう全部いい加減にしてくれ。

こうやっていつもいつもドキドキに身をおくのは、日常にスリルが足りないからなのか?

だったらバンジージャンプでも行ったらどうだ。スリルしかない。

 

そうだ、わたしはたぶん今怒っている、自分に。

 

そして自分という人間に失望してる。

 

こんなに出来損ないだったなんて、と。

あと2年前に気づいておくべきだった。

 

頑張りたいところで頑張らない、頑張らない自分なんて、本当にさっさと地獄に落ちてくれ。

 

from ES地獄の現実のわたしより。