涙も体液。
2022年12月30日
コロナになった
もらった用紙には、「体液で汚れた衣類は家庭用洗剤で洗いましょう」みたいなことが書いてあった
いやこの歳になってそんな体液で衣服汚さないし、そこまで重い症状もない
思いっきり否定した3時間前のわたしへ
いま、体液で服も枕も布団もシーツも汚しています
笑っちゃうね
「いいよ、仕方ないよ」をもらうためのごめんねをたくさん言った
でも本当にいいよが返ってくるのかはわからない
とはいえ、十中八九いいよが返ってくると思っている
私があっけらかんとしていれば言えたはずの愚痴を心の奥底に抱えさせている
誰にも言えないモヤモヤを1人で解消させようとしている
でも冷たい言葉を投げられたとして、それを受け止めるだけの体力もない
お願いだから、上辺だけでいいから、しょうがないよお大事にね、と言ってほしい
わたしの想像を超える、安心感のある言葉をかけてほしい
そうじゃないと心の中の申し訳ないが爆発して蒸発しそうだ
こんなこと言って、本当に最低だな
どうせかまってちゃんだ、わたしがつらいことを誰かに認めてもらいたいだけだ
そして人の優しさを悪用しようとしてる、自分のためだけに
誰もわたしを責めてくれないことが余計つらい
お前のせいで全部台無しだって言われたら、わたしだって潔く傷つけるのに
ごめん、本当にごめんって、泣いて縋るのに
ただでさえやってくる罪悪感が2倍にも3倍にも膨れている
誰も悪くないって言わなきゃいけない風潮、きみのせいじゃないって言わざるを得ない関係性、その裏で1人で処理しなきゃならない負の感情と現実的に対処しなければならないこと
運が悪いにしても、もう少し優しくしてくれたっていいじゃないか
最後までわたしの見方をしてくれなかった2022年の神様よ
いいことも少しあったなってようやく思えた12月を返してくれ
迷惑をかけるだけかけて、何もしていない
でも挽回する気もない2023年
ぼやけた視界の向こう側が、せめてわたしにぴったりの地獄に繋がっていますように
今年もありがとうございました
良いお年を